欧州在住の30代女性です。こちらは日本よりずっと「カード」「小切手」といった、現金以外での支払いが浸透しています。日本のようにお財布にいつも余分にお金を入れておかなくては用心できない、そういったことはありません。

ですのでそれに慣れてしまうと、日本に一時帰国した時に失敗も多くなります。スーパーで買い物をし、クレジットカードを差し出したらレジの人に怪訝な目で見られ、「うちは受け付けてません」と拒否され、茫然としてしまったことがあります。数千円と結構な額だったので財布の中にも入っていず、間一髪で一緒にいた家族が立て替えてくれて事なきを得ましたが。

これにこりて日本での買い物には気をつけよう、と思ったのですが、全く逆のケースにも最近遭遇してしまいました。

新しく発見した美容院でカットをしてもらい、支払いにカードを差し出したら「うち、受け付けてないんです」。えっ??ここ、欧州なのに?日本じゃないのに、カード駄目なの??と衝撃を受けました。現金を持っていないと正直に打ち明けると、「じゃ取りに行ってきてください。」一番近くの銀行ATMの所在を聞き、現金をおろしに走りました。

こういう場合、不届きな客ならそのまま逃げてしまうこともできるのに、何だか鷹揚というかのんびりしてるなあ、とお札を差し出しながら思いました。
 
以降はこちら欧州でもあまり呑気に構えず、美容院や病院の電話予約の際は必ず、支払い方法の手段を聞いておくことにしています。